注意欠如・多動症 (ADHD)

注意欠如・多動症(英: attention deficit hyperactivity disorder, ADHD)は、不注意(集中力がない・気が散りやすい)、多動性および衝動性(じっとしていられない・順番を待てない)を中核症状とした神経発達症群(発達障害)のひとつです1

ADHDの詳しい発症原因は未だ解明されていませんが、脳の構造的・機能的要因、遺伝的要因や環境的要因などが複雑に絡み合って発症すると考えられています2 。一方、ADHDは知的障害をともなわないため、気づかれにくく、また、「本人の努力不足」や「親の愛情不足や育て方」のせいであると周囲から誤解されやすい疾患です。

集団生活を始める学齢期から行動特性が目立つようになり、日本における小児期のADHDの有病率は3~7%と報告されています3。近年では小児・学童期だけではなく社会に出てからADHDと診断されるケースも増えており、小児期に診断された患者のうち約50~80%が成人期にも症状が持続していると報告されています4-6

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参考文献

  1. American Psychiatric Association. Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders. 5th ed. Arlington: American Psychiatric Publishing; 2013.
  2. Sunohara G et al. Linkage of the dopamine D4 receptor gene and attention-deficit/hyperactivity disorder. J Am Acad Child Adolesc Psychiatry. 2000 Dec;39(12):1537-42.
  3. 高橋 三郎 ほか 訳 『DSM-Ⅳ-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル 新訂版』 医学書院 2004
  4. Lara C et al. Childhood predictors of adult attention-deficit/ hyperactivity disorder: results from the World Health Organization World Mental Health Survey Initiative. Biol. Psychiatry 2009; 65:46-54.
  5. Biederman J et al. Predictors of persistent ADHD: an 11-year follow-up study. J. Psychiatr. Res. 2011; 45,150–155.
  6. Cheung, C et al. Childhood predictors of adolescent and young adult outcome in ADHD. J. Psychiatr. Res. 2015; 62, 92–100.

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